仕事で事故にあったり病気になったら/労災FAQ

仕事で事故にあったり病気になったら

  1. まずは病院で診察を
    病院の窓口で労災保険で治療を受けたいとお伝えください。
     
    〇労災指定病院で診察を受ける場合
    できるだけ労災指定病院で診察を受けてください。労災保険特別加入者証(写真やコピーでも可)を提示し、労災事故と申請すると無償で診察が受けられます。

    ※労災指定病院はこちらから検索できます。
    https://rousai-kensaku.mhlw.go.jp/

    〇労災指定病院以外の病院で診察を受ける場合
    一旦治療費を全額自費で支払って、領収書や明細書を保管してください。その際、国民健康保険等は使用しないでください。国民健康保険等を使って受診すると後日、労災へ切り替えるための手続きが発生します。

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  3. 事故報告フォームで事故の報告を
    病院で受診後、こちらの事故報告フォームから報告をしてください。いただいた情報をもとに映適スタッフセンター労災が「労災保険 給付請求手続き書類」を作成します。不明な点があった場合などにメールや電話で詳細を問い合わせをすることがあります。
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  5. 労災保険 給付請求手続き書類の受け取り方法について
    作成した「労災保険 給付請求手続き書類」をメールでお送りします。郵送が必要な場合は事故報告フォームで、「郵送が必要」にチェックを入れてください。
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  7. 受診した医療機関への書類提出について
    〇労災指定病院で受診した場合
    映適スタッフセンター労災からお送りした「労災保険 給付請求手続き書類」を受診した病院に提出してください。以上で手続きは完了です。後日、加入者宛てに労働基準監督署から通知が届きます。

    〇労災指定病院以外の病院で受診した場合
    映適スタッフセンター労災からお送りした「労災保険 給付請求手続き書類」に、受診した病院で必要事項を記入してもらい、受診時に受け取った領収書や明細書とあわせて、映適スタッフセンター労災の管轄である「中央」労働基準監督署に提出してください。遠隔地に在住や長期滞在等、特別な事情で提出できない場合は、rousai@eiteki.orgにご相談ください。通常提出から1か月以内に労働基準監督署から通知と給付がありますが、確認事項等がある場合はさらに時間を要することがあります。

    ※通院費も労災認定される場合があります。詳しくはこちらをご確認ください。
    移送費(通院費)について

 

労災FAQ

加入・更新・脱退について

Q:加入の条件はありますか?

A:映適スタッフセンターに登録しているフリーランスならどなたでも加入できます。スタッフセンター登録はこちらから申請し、登録を完了させてください。なお、他の特別加入団体を通して労災保険に入っている方は映適スタッフセンター労災には加入できません。

Q:年度の途中から加入できますか?

A:できます。3月の年度末まで年間保険料を月割り計算します。保険料と年会費の日割り計算はできません。

Q:さかのぼって加入することはできますか?

A:できません。加入前に発生した事故・病気は労災保険の対象外です。
ケガや病気の治療中に労災保険に加入しても、加入前に発生していたら対象外となります。
後遺症治療でも同様です。

Q:更新手続きはどうしたらよいですか?

A:新年度(4月)に向け、2月から更新手続きについてのご案内をメールで開始します。

Q:脱退手続きについて教えてください。

A:脱退を希望する日の15日前までにこちらから手続きしてください。
※さかのぼって脱退はできません。
※加入者のメールアドレスの変更、音信不通などにより、翌年度の更新の意思を確認できない場合は、当該年度の末日(3月31日)をもって脱退となります。

Q:年度の途中で脱退したら翌月以降の保険料は戻ってきますか?

A:脱退日を含む月の保険料は返戻しませんが、翌月以降の保険料は指定口座へ返戻します。その際、振込手数料は差し引かせていただきます。
※年会費は返戻しません。
※返戻保険料の日割り計算はできません。

 

労災事故について

Q:具体的な仕事の発注があったわけではありませんが、業務に必要な訓練を自主的に行っている間にケガをした場合、労災保険の補償対象となりますか?

A:具体的な発注がなく私的な訓練中の事故によるケガは労災保険では補償されません。

Q:クランクイン前の準備期間に、作品の撮影準備の作業をしていて事故に遭いました。労災保険の補償対象となりますか?

A:具体的な仕事の発注があった作品の準備中であれば、労災保険の補償対象となる可能性が大きいです。

Q:労災指定病院以外の病院で治療を受け、書類一式を労働基準監督署へ提出しました。給付まで何日かかりますか?

A:一般的には1か月かからないことがほとんどですが、疑義がある場合はさらに時間を要することがあります。

Q:労災指定病院以外の病院で治療を受けた場合、給付決定通知書等は加入団体(映適スタッフセンター労災)から来るのでしょうか?

A:通知は労働基準監督署から直接加入者に送付されます。給付金の振込みも加入者宛てに直接入金があります。

Q:労災の補償に限度額はありますか?

A:治療費に上限はありませんが、休業補償などの所得補償については給付基礎日額によって金額が決まっており限度額が設定されていることもあります。詳しくはこちらをご覧ください。

Q:労災指定病院で無償で治療を受けた後、労災認定されなかったらどうなりますか?

A:国民健康保険などに切り替え、通常の治療と同様に治療費のうち3割を負担することになります。

Q:労災保険の請求はいつまでできますか?

A:各種給付の請求には時効があります。こちらをご参照ください。
https://qr.paps.jp/wpvak

Q:通院した際の交通費(通院費)は支給されますか?

A:支給される場合があります。こちらをご参照ください。
移送費(通院費)について

 

その他

Q:給付基礎日額の変更はできますか?

A:以下のタイミングで申請することによって変更が可能です。

1.事前申請:更新手続き時に、翌年度の給付基礎日額を変更して申請する。

2.更新期間中申請:6月1日から7月10日までに申請することによって、4月1日にさかのぼって給付基礎日額を変更できる。
※注意:申請前にすでに発生している災害に対しては、従前の給付基礎日額が適用となります。

Q:各種情報(住所・名前・メールアドレス)は変更できますか?

Aこちらから手続きしてください。手続きしていただいた情報をもとに映適スタッフセンター労災が変更届を作成し、労働基準監督署へ提出して承認を受けることになります。最大10営業日程かかる場合があります。

Q:領収書を発行してもらえますか?

A:領収書は金融機関の発行する振込金受取書に代えさせていただきますが、発行を希望する場合はご連絡ください。

Q:支払った労災保険料は確定申告で経費になりますか?

A:労災保険料は経費ではなく、国民健康保険料や国民年金同様に社会保険料控除の対象です。
事務手数料である月会費は経費(「諸会費」)となります。

Q:労災給付に所得税はかかりますか?

A:労災給付は非課税所得なので原則確定申告の必要もなく、課税もされません。

厚生労働省 労災Q&Aはこちらから

https://x.gd/atjJQ